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八王子城 公式ガイド
公式ガイド
Official Guide Group
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有意義な八王子城めぐりにするために
八王子城は広大です。その中で有意義な八王子城めぐりにするための周回プランを提案します。
八王子城跡に来てガイドに案内を依頼するでもなく、いきなり山頂部(本丸跡)に登り、八王子城は何もないところで登山だったよ、と言って帰る方も見うけられます。
そうならないようにするためにはガイドツアーがおすすめです。
基本は次に述べる[標準]コースです。
八王子城は山城で探訪するコースは多彩ですが、標準以外のコースではご自分の責任での探訪となります。
モチベーションが高められるコースを選択し、充実した達成感が得られるイベントになることを期待します。
なお、標準以外のコースでガイドによる案内を希望するときは、対応したガイドが応じてくれればということが条件になります。
予約:ガイドホームページで見たと、申し込みして下さい(無料)。
八王子市文化財課 直通 TEL: 042-620-7265
■ [標準]_御主殿地区周回コース
緑色矢印
このコースは八王子城跡探訪の標準的なガイドツアーのコースです。
全てのボランティアガイドが対応してます。
このコースをめぐることにより八王子城跡の歴史遺構のかなりのものが見られます。
まず、 城跡管理棟をスタートし、大手門跡、大手道(古道)を経由し御主殿曲輪に向かいます。
大手道を歩いていくとやがて曳橋(ひきはし)が現れ、さらに虎口などの石垣群が目の前に展開します。
虎口から石段を登り冠木門をくぐるとそこが御主殿曲輪です。
ここで御主殿跡、会所跡、池跡(池泉回遊式庭園)をこころいくまで見て下さい。
帰りは御主殿の滝に下り、「∞」字型に周回して帰ります。 所要:40-60分
■ [オプション]_御主殿~帰路:金子曲輪周遊
緑
-青色矢印
これから述べるオプションはあくまでも対応したガイドが応じてくれればということが条件です。
御主殿曲輪から金子曲輪への近道を利用すると梅林を経て金子曲輪に最短でつきます。
標準的な御主殿までのコースのあと、同じルートを帰りたくないという心理は誰にでもあるようで、帰りにこのルートをとることにより周遊して帰ることができます。
またここで見られる馬蹄段は戦国時代に構築されたものがそのまま見られる遺構
(ここをクリック)
のひとつです。
ただし御主殿曲輪からの入り口がわかりにくいのと、地権者との関係でガイドと一緒でないと入れない場所を通るので、ガイドの案内が必要です。 所要:1時間15分
■ [オプション]_御主殿~金子曲輪~山頂
緑-
青
-水色矢印
このコースはオプションではありますが八王子城跡全体をコンパクトに把握できるのでいいコースです。
御主殿曲輪から金子曲輪への近道を利用すると通常の山頂(本丸跡)への登山道の4合目の表示のある場所につきます。
ただし前項で既述したとおり、御主殿曲輪からの入り口がわかりにくいのと、地権者との関係でガイドと一緒でないと入れない場所を通るので、ガイドの案内が必要です。 所要:2時間半
■ [オプション]_御主殿~四段の石垣コース
緑
-赤太矢印
このコースの醍醐味は戦国のままの手付かずの石垣群がふんだんに見られるということです。
ただし現在、一段目より上は入ることも通り抜けもNGです。
それは、石垣をよじ登ったりするマナーの悪い人が増え、そのような行動から大切な戦国遺構を守るための処置です。
このコースは戦国の時代、いざ戦いというときに城主氏照公が急いで登るための道(通称 殿の道)だったと言われますが、そうではありません。
もし、そのようなものがあったとすれば、江戸時代の初期(1648年)に描かれた「慶安の古図」に、御主殿の後ろから要害部(山頂)方向へ向かうような道が記載されているので、それがその道にあたります。 所要:1時間20分
■ [オプション]_山頂(本丸)直登コース(往復)
紫色矢印
山頂曲輪(本丸跡)下には八王子神社があります。この登山道は八王子神社のいわば表参道ということになります。
管理棟前に来ていきなり本丸まで案内して下さいというのはNGです。
ガイドの基本は御主殿地区を周回するコースを旨としています。
標準的な御主殿までのコースのあと来城の皆さんの本丸まで登りたいという希望と、一緒に歩いたガイドがこの方々なら歩けると判断したときにこのオプションがOKとなります。
ガイドも皆さんのいでたち、脚力、興味のほどを冷静に評価しています。 (上り下り 1時間半)
■ [超オプション]_御主殿~山頂~詰城
緑-
青
-水
-黄色矢印
このコースはなかなかご案内してもらえるチャンスはないと思います(もし案内してもらえたら超ラッキー!!)。
山頂曲輪(本丸跡)下の八王子神社の左手に「富士見台」方面の表示がありこれが詰の城、富士見台方面に向かう登山道の起点になります。
下りはじめて10分くらいで鞍部の「馬冷やし」(堀切)があり、そこから登り基調の尾根道をさらに進むと20分くらいで詰城(詰の城)に着きます。
詰城の山頂部には
このような表示
があります。
せっかくここまで来たらぜひこの後ろにある八王子城最大の掘切りを見ましょう。 所要:3時間
■ [ガイド対象外:自己責任]_山頂曲輪(本丸跡)~富士見台
詰の城からさらに富士見台方面に向かうことからこの先は八王子城跡のガイドとしては守備範囲外です。
せっかくここまで来たのだから富士見台まで行って額縁に飾るような富士山を見たいという気持ちはわかります。城跡のガイドとしてはNGです。残念ですね。