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公式ガイド

Official Guide Group

見出しHEADLINE

■ まずは御主殿遺構見学


イメージ

山歩きを目的に来た方々もまずは城跡遺構を見学して下さい。
こちらのグループもひとわたり御主殿地区を見たのち、要害(山頂)部までのご案内でした。
そのあと富士見台を経由し狐塚から小下沢(こげざわ)に下り、さらに景信山に向かうとのことでした。かなりの健脚です。
そのコースのあるところ(詳細は不明)あたりまでは、落城の際に氏照公の重臣横地監物景信が敗走した尾根道です。
景信山もそれにちなんでつけられた名前なんでしょうか。



■ 次に近道で八王子城山々頂をめざしましょう


八王子城山々頂へ登るルートはいくつかあります。
御主殿曲輪から金子曲輪へ抜ける近道で八王子城山々頂をめざしましょう。
ただしこの近道は、御主殿曲輪からの入り口がわかりにくいのと、地権者との関係でガイドと一緒でないと入れない場所を通るので、ガイドの案内が必要です。
でも、なぜみんな武者の格好をしているんでしょうか。武者の格好をしないと通れないということはありません。



■ これで正規の登山道


近道を利用すると通常の山頂曲輪(本丸跡)への登山道の4合目の表示のある場所につきます。
これで正規の登山道に入りました。この道は上の八王子神社の表参道にあたります。
この写真は金子曲輪の少し上で、左手に6合目の道標があります。
山頂(本丸跡)への行程の半分くらいでしょうか。



■ 八王子城山から望む関東平野


ここは城山々上の八王子神社のすぐ下に位置するビュースポットです。
登っていって9合目の道標を過ぎて100mくらい進むと、登山道から左手に関東平野の眺望が広がります。
ところで、9合目の道標の次は「頂上」になるわけですが、それはどこにあるのでしょうか。
えっ〜、ここが「頂上」というようなところにあります。この道標は要は山上の八王子神社の氏子さんたちの感覚で建てたものなんですね。



■ 八王子城神社 記念写真でも


八王子城神社は北条氏照公が八王子城築城にあたってその守護神として創ったものです。
また、八王子の地名の由来になった神社です。
現在はこの覆い屋が新しく建て替えられています(本殿はこの中にある)。
さあ、記念写真でも撮りましょうか。



■ 八王子城山々頂部松木曲輪


ここは山頂部(要害地区)にある松木曲輪です。
数組のテーブルやイスが備えつけられていて絶好のランチスポットです。
落城のとき、中山勘解由が守備した曲輪であるとされています。
写真の右側の石碑はその凄惨な最後の戦いを追悼したものです。



松木曲輪から運が良ければ江の島が見えます。
この写真で相模湾が白い帯状に横たわって見えます。その中央下辺にイモムシのようにはりついているのが江の島です。
このように江の島が見えるのは相模湾の海面にあたる太陽の角度が重要で、それでいうと、陽光が海面にあたってこちらに届く角度、すなわち、冬の晴れた日の AM 10:00〜11:00ころということになります。



■ 馬冷し(こまびやし)


松木曲輪から富士見台に向けて歩きだし、ちょっと下って10分もしないうちに馬冷し(こまびやし)に着きます。
これは地形から言って、戦国時代に尾根を削って敵の侵入を阻んだ堀切りというものです。
戦国の人たちの息づかいを感じてみましょう。



■ 詰の城へ向かう尾根道から見た八王子城山々頂


八王子城山あたりで山頂と対峙できる位置ってなかなかないんです。
ここがそのひとつのスポットなのですが、みんな尾根道を富士見台方面へ歩くのに一所懸命になり振り返ったりしないものだからこのアングルをあまり気づく人がいません。



■ 詰の城:八王子城域の西端です


八王子城山々頂を過ぎ北高尾山稜に向かう中間点にあります。
城跡的には、山頂部(要害部)の戦いでそれが落ちたときにここまで引きさがり最後に詰の腹を切る(切腹)場所だとかいわれます。
ここを頂点して詰城北尾根と南尾根に、戦国時代に築かれた石塁が延々と続きます。



■ 八王子城最大の堀切です


硬質砂岩の尾根を鋭くくりぬいた「U字型」の堀切です。
八王子城に堀切はいくかありますがこれは最大のものです。
ですが登山者の方は足元を見て歩いているので気がつかないまま通り過ぎる方も多いです。



■ 富士見台から望む富士山


富士見台から小仏峠越しに望む富士山です。
晩秋から冬にかけてよく見られます。


夏にはなかなか富士山のご尊顔を見ることはできないんですが、そのときは「富士見台」の標識と一緒に記念写真でも撮って下さい。



■ 北高尾山稜でよく見かける誘導道標


北高尾山稜を歩いているとこのような八王子城山(城跡)に誘導する道標をよく見かけます。
なかには北高尾山稜の北端の堂所山あたりにもあったりします。
おいおい、こんなところで簡単に八王子城山って誘導しないでよ。結構、気合いが必要だよ、っていう気もしたりして。
写真の右半分は「夕焼け小焼け」に分岐する黒ドッケの道標。
左半分はそこからひとつ先のコブ(ツツジ平)のミヤマツツジの群生。見ごろは5月下旬。



■ 高尾山とはお隣同士です


高尾山と八王子城山はお互いに関東平野に突き出ている山塊で、いわばお隣同士です。
八王子城山の山頂部にある、松木曲輪から高尾山がよく見えます。
高尾山からも見えるのですが、これには場所を選ぶ必要があります。
上の写真のように見えるのは次の写真で示した、赤い矢印の場所からです。
東京の夜景を一望にできることを売りしている、あのビアレストランからです。



八王子城山から高尾山へは行けますか、とはよく訊かれる質問です。
八王子城山々頂部には「高尾山方面」という道標があります。
これがいけないんですね。
八王子城山と高尾山とは尾根筋が違うのです。その間には谷筋(旧甲州街道)があります。
直接行こうとすると、一度、里に降りてから、また、裏高尾方面から高尾山を目指すということになります。


■ まずは御主殿遺構見学


イメージ

山歩きを目的に来た方々もまずは城跡遺構を見学して下さい。
こちらのグループもひとわたり御主殿地区を見たのち、要害(山頂)部までのご案内でした。
そのあと富士見台を経由し狐塚から小下沢(こげざわ)に下り、さらに景信山に向かうとのことでした。かなりの健脚です。
そのコースのあるところ(詳細は不明)あたりまでは、落城の際に氏照公の重臣横地監物景信が敗走した尾根道です。
景信山もそれにちなんでつけられた名前なんでしょうか。



■ 次に近道で八王子城山々頂をめざしましょう


八王子城山々頂へ登るルートはいくつかあります。
御主殿曲輪から金子曲輪へ抜ける近道で八王子城山々頂をめざしましょう。
ただしこの近道は、御主殿曲輪からの入り口がわかりにくいのと、地権者との関係でガイドと一緒でないと入れない場所を通るので、ガイドの案内が必要です。
でも、なぜみんな武者の格好をしているんでしょうか。武者の格好をしないと通れないということはありません。



■ これで正規の登山道


近道を利用すると通常の山頂曲輪(本丸跡)への登山道の4合目の表示のある場所につきます。
これで正規の登山道に入りました。この道は上の八王子神社の表参道にあたります。
この写真は金子曲輪の少し上で、左手に6合目の道標があります。
山頂(本丸跡)への行程の半分くらいでしょうか。



■ 八王子城山から望む関東平野


ここは城山々上の八王子神社のすぐ下に位置するビュースポットです。
登っていって9合目の道標を過ぎて100mくらい進むと、登山道から左手に関東平野の眺望が広がります。
ところで、9合目の道標の次は「頂上」になるわけですが、それはどこにあるのでしょうか。
えっ〜、ここが「頂上」というようなところにあります。この道標は要は山上の八王子神社の氏子さんたちの感覚で建てたものなんですね。



■ 八王子城神社 記念写真でも


八王子城神社は北条氏照公が八王子城築城にあたってその守護神として創ったものです。
また、八王子の地名の由来になった神社です。
現在はこの覆い屋が新しく建て替えられています(本殿はこの中にある)。
さあ、記念写真でも撮りましょうか。



■ 八王子城山々頂部松木曲輪


ここは山頂部(要害地区)にある松木曲輪です。
数組のテーブルやイスが備えつけられていて絶好のランチスポットです。
落城のとき、中山勘解由が守備した曲輪であるとされています。
写真の右側の石碑はその凄惨な最後の戦いを追悼したものです。



松木曲輪から運が良ければ江の島が見えます。
この写真で相模湾が白い帯状に横たわって見えます。その中央下辺にイモムシのようにはりついているのが江の島です。
このように江の島が見えるのは相模湾の海面にあたる太陽の角度が重要で、それでいうと、陽光が海面にあたってこちらに届く角度、すなわち、冬の晴れた日の AM 10:00〜11:00ころということになります。



■ 馬冷し(こまびやし)


松木曲輪から富士見台に向けて歩きだし、ちょっと下って10分もしないうちに馬冷し(こまびやし)に着きます。
これは地形から言って、戦国時代に尾根を削って敵の侵入を阻んだ堀切りというものです。
戦国の人たちの息づかいを感じてみましょう。



■ 詰の城へ向かう尾根道から見た八王子城山々頂


八王子城山あたりで山頂と対峙できる位置ってなかなかないんです。
ここがそのひとつのスポットなのですが、みんな尾根道を富士見台方面へ歩くのに一所懸命になり振り返ったりしないものだからこのアングルをあまり気づく人がいません。



■ 詰の城:八王子城域の西端です


八王子城山々頂を過ぎ北高尾山稜に向かう中間点にあります。
城跡的には、山頂部(要害部)の戦いでそれが落ちたときにここまで引きさがり最後に詰の腹を切る(切腹)場所だとかいわれます。
ここを頂点して詰城北尾根と南尾根に、戦国時代に築かれた石塁が延々と続きます。



■ 八王子城最大の堀切です


硬質砂岩の尾根を鋭くくりぬいた「U字型」の堀切です。
八王子城に堀切はいくかありますがこれは最大のものです。
ですが登山者の方は足元を見て歩いているので気がつかないまま通り過ぎる方も多いです。



■ 富士見台から望む富士山


富士見台から小仏峠越しに望む富士山です。
晩秋から冬にかけてよく見られます。


夏にはなかなか富士山のご尊顔を見ることはできないんですが、そのときは「富士見台」の標識と一緒に記念写真でも撮って下さい。



■ 北高尾山稜でよく見かける誘導道標


北高尾山稜を歩いているとこのような八王子城山(城跡)に誘導する道標をよく見かけます。
なかには北高尾山稜の北端の堂所山あたりにもあったりします。
おいおい、こんなところで簡単に八王子城山って誘導しないでよ。結構、気合いが必要だよ、っていう気もしたりして。
写真の右半分は「夕焼け小焼け」に分岐する黒ドッケの道標。
左半分はそこからひとつ先のコブ(ツツジ平)のミヤマツツジの群生。見ごろは5月下旬。



■ 高尾山とはお隣同士です


高尾山と八王子城山はお互いに関東平野に突き出ている山塊で、いわばお隣同士です。
八王子城山の山頂部にある、松木曲輪から高尾山がよく見えます。
高尾山からも見えるのですが、これには場所を選ぶ必要があります。
上の写真のように見えるのは次の写真で示した、赤い矢印の場所からです。
東京の夜景を一望にできることを売りしている、あのビアレストランからです。



八王子城山から高尾山へは行けますか、とはよく訊かれる質問です。
八王子城山々頂部には「高尾山方面」という道標があります。
これがいけないんですね。
八王子城山と高尾山とは尾根筋が違うのです。その間には谷筋(旧甲州街道)があります。
直接行こうとすると、一度、里に降りてから、また、裏高尾方面から高尾山を目指すということになります。









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