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八王子城 公式ガイド
公式ガイド
Official Guide Group
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八王子城へ来城される方からいただく質問をあげてみました。
■ ガイドの予約はできますか?
OKです。
予約にあたっては以下も参照して下さい。
[予約にあたってはここをクリック]
■ 一回りするのにどれくらいの時間?
45分~1時間半。廻りかたによって違ってきます。
詳細は以下を参照して下さい。
[標準的なガイドツアーのコースについてはここをクリック]
■ 百名城のスタンプはどこに?
八王子城跡ガイダンス施設においてあります。
時間は、9:00-17:00 です。
■ 本丸までどれくらいの時間?
人によって違いますが30~40分くらいです。
本丸(山頂)まではおおむね直登で比高差200mを登るため、ご自分の体力、シューズ、ウエアなど、十分かどうかを確認しましょう。
写真は、メインの登山道を登って9合目の表示を100mほど過ぎて左手に現れてくる、この近辺で一番のビュースポットから撮ったものです。
■ 本丸までガイドしてもらえますか?
ボランティアガイドの基本は御主殿跡までのコースです。本丸までのガイドをお願いしても6割くらいのガイドは対象外というこで拒否します。
本丸まで案内してくれそうなガイドを選ぶのがコツです。
また、ガイドの側からもあなたがかかとのある靴を履いていないか、歩きはしっかりとしているかなどチェックをしています。それで我々がこの方は本丸コースは無理と判断したときはおことわりをします。
■ 天守閣は(どこに)あったんですか?
八王子城は敵と戦うことを旨として創られた山城です。
聳え立つ天守閣はもともとありませんでした。
その根拠は1992-93年の発掘調査など数次におよぶ調査でも瓦が1枚も見つからなかったことです。
■ でもこのような表示がありますよ
ここは八王子城の西端「詰の城」です。
確かに詰の城には「八王子城大天守」と彫り込まれた石標があります。
ですがここに天守閣があったわけではありません。林野庁サイドが立てたものです。
■ 天守閣は復元しないんですか?
その予定はありません。
戦国時代の城ではもともと天守閣はないんです。
ひとつ例外がありまして、織田信長の安土城です。
今、復元したり観光用にコンクリートで作っている城(天守閣)は江戸の初期に一斉に全国的に作られた城をイメージしたものです。
■ 2013年に出現した池遺構や三尊石組は公開しないんですか?
残念ながらその予定はありません。
発掘された遺構を保護するために埋め戻されました。
私たちは生きている間に二度とこの遺構を目にすることはないかもしれません。
■ 氏照公の奥様は松姫ですか?
そうではありません。
とくに八王子市内から来られた方に漠然とではありますが氏照の奥様は松姫だと思っている方が結構います。
氏照は浄福寺城や滝山城を居城としていた大石家に養子入りしましたが、松姫との接点はありません。
■ マムシは出ますか?
ときに出てきます。
毎年1回くらいは御主殿跡の広場あたりで捕獲されます。
■ サルは出ますか?
しばしば出てきます。
御主殿跡の広場やガイドの詰所である城跡管理棟、さらに駐車場あたりまで出現します。
通常は群れをなし20頭くらいで行動しています。
ちなみにこのサルは、ジオラマ広場の北縁で撮影したものです。
■ クマは出ますか?
八王子城山の山塊では出たという話を聞いたことはありません。
イノシシは出ます。冬季はエサに困り夜間に荒らしまくるというのはよくあります(左の写真)。イノシシも日中は出ません。
■ 自動販売機(飲み物)はありますか?
駐車場の入り口、道路をはさんだ向かい側にあります。
城跡管理棟前にもあります。ご利用下さい。
また、八王子城跡バス停(終点)のロータリーにも自動販売機があります。
■ 山頂下の井戸(坎井:かんせい)の水は飲めますか?
飲めません。
城跡のガイドグループがここの水の水質を検査機関に依頼して調査してもらったところ飲料として「不適」との結果が出ています。したがって飲むことはNGです。
また、現在、坎井は傷みが激しくなりブルーシートで覆われれています。
■ 氏照公のお墓はどこにありますか?
城跡のガイダンス施設の下、200mのところにある石屋さんの下の道を100m直進し左手に、氏照公の墓に登る階段があります。
参 照
■ 郷土資料館はどこにありますか?
郷土資料館は現在、移転・新築計画のため閉館しています。
ご了承下さい。
■ 滝山城はどこにありますか?
氏照は八王子城に移る前、滝山城を居城としていました。滝山城は保存状態も良く国の史跡に指定されています。
参 照
■ さくら(桜)はきれいなんですか?
花見をするようなサクラを期待しているとすれば残念ながらそのようなところはありません。
滝山城址は都立の公園で花見の名所でもありますがここはそうではありません。
ただ4月の上旬から中旬にかけて詰の城から向こう、北高尾山稜一帯は尾根スジに
ヤマザクラ
が咲き日本画の世界が展開します。
■ モミジ(紅葉)はきれいなんでしょ?
全山紅葉というようなモミジを期待しているとすれば残念ながらそういう感じはありません。
山頂下の八王子神社の周りにはモミジの大木が数本ありますがスポット的です。
■ ここから陣馬山へ行けますか?
健脚向きですが行けます。
まず本丸(山頂)下の八王子神社まで登ります。その左手に「富士見台」方面の表示がありこれが登山道の起点になります。
■ ここから高尾山へ行けますか?
この質問はかなり多いです。しかし、多くはピンボケのものです。
裏高尾(旧甲州街道)までならまともな質問で「OK」となります。
高尾山へは一度、里(旧甲州街道)に下りて、それからまた裏高尾から登って、そうすれば行けると言えば行けます。
城跡管理棟前から富士見台を経由し旧甲州街道の「荒井バス停」や「駒木野」までというのは人気のコースです。