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イメージ八王子城「赤色立体縄張り図」を作成

東京都が公開した赤色立体地図をもとに八王子城「赤色立体縄張り図」を作成しました(記事作成:2024/2/7)。
赤色立体地図(以下赤色図と略)は長い年月の中で樹木が繁茂したような場所でもそれらを透過して、地表の微細な凹凸を可視化する技術です。
防災の観点からハザードマップがすでに全国的に展開されていますが、赤色図はそれを補完するものとして位置づけられています。
この技術を城跡の構造解明に応用しようとする試みはすでに散発的に行われていて、NHKの歴史番組のなどでも使われています。
2023/9/1 に東京都が多摩地区の微精細の赤色図・陰陽図を公開しましたので、八王子城にもそれを応用して「赤色立体縄張り図」を作成しました。



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八王子城にも連続竪堀がありました !!

赤色立体縄張り図(以下、これも赤色図と略)を活用して城郭の構造解明に結びつける一例を紹介しておきます。
今回は竪掘りです。
八王子城ではあれも竪掘り、これも竪掘りとよく言われるのですが、自然地形の谷筋であることを否定できないものが殆どです。
今回の赤色図では明らかに自然の地形ではないものを3か所入れておきました。
これとて、上に平地・下に林道があれば、林業作業での木材降下用の筋ではと指摘されるのは想定の内です。
ここで赤色図の左下、詰め城の石塁の尾根の南端を見てみましょう。
明らかに人の手で掘った2本の筋が下ります。
林業作業の木材降下用だったら2本はいらないはずです。
微精細に見ると並行して下る様が読み取れ、しかも複数の筋があるということで、築城時の連続竪掘りだと判断できます。
同様に残りの2箇所もありますが場を変えて(別Web頁で)説明する予定です。

イメージ 赤色図の左下、詰め城の石塁の尾根の南端の竪掘り。連続する2本の西側のもの。


イメージ 赤色図の右下、太鼓曲輪尾根から分岐し、御霊谷に下る尾根に削られた竪掘り。


「赤色立体縄張り図」のこれからの展開

東京都が全国の中で先陣を切って多摩地区の赤色立体地図と陰陽図を作成し公開してくれたことは、多少なりとも八王子城にかかわる立場からすると大変ありがたいことです。
これを活用して北条氏照が関係した城のかなりの数の「赤色立体縄張り図」を作成することが可能となりました。
ここでは取り急ぎ八王子城について赤色図を掲載しましたが、今後、新たに別Web頁を立ち上げ、氏照公ゆかりの滝山城、浄福寺城・・・・・と東京都多摩地区の城域の「赤色立体縄張り図」を作成していく予定です。
東京都公開のものは微精細であるけれどたくさんのピースで構成されているということで扱いにくい面もあります。
そこで、フリー(無料)で使えるツールを使って赤色図を作る手順なども紹介できればと思っています。
今後、他の道府県からも公開されるであろう赤色図・陰陽図をもとに、全国の城郭の「赤色立体縄張り図」作成のムーブメントになればと考えています。










イメージ2024年の初日の出です

2024年の八王子城山の初日の出です(撮影:24/1/1.AM 6:51)。
ようやくコロナ禍を抜けた新年です。
近年にない暖かい新年で、城跡駐車場から登りはじめ、金子曲輪あたりから少しずつ回りが明るくなってきました。
新型コロナ前に比べると2/3くらいの人数という感じでした。
これだけ人がいる中で城跡ガイドメンバーなど、知っている人は一人もいませんでした。


イメージ 9合目上の展望スポット。見えている範囲は戦国北条の支配下です。


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御主殿では以外に日出が遅く(7:48)、しかも太鼓曲輪の第二堀切のやや左側から日がのぼりました。


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